ペガサス・Ⅱ
自立課題の活用
ペガサス・Ⅱには、多様な障害特性のある方がご入居されており、その特性からなかなか活動に参加できなかったり、集中力が続かなかったりする方もおられます。
昼間に参加する活動がより魅力的なものになれば、ご利用者様にとって豊かな生活の実現にまた一歩近づくのでは…。そんな思いから、TEACCHプログラムや自閉症療育研で出会ったのが「自立課題」です。
自閉症を持つ方々の特性に合わせて、構造化された課題を作成・提供することで、ご本人様にとって取り組みやすい課題（日課）提供の実現を目指しています。課題の作成にはご本人様の好きな物等をアセスメントによって探り、興味を持っていただけるよう配慮します。また、取り組んだ際に「何を、どうすれば良いのか？」が分かりやすいよう、視覚的支援を活用した工夫を行っています。普段の観察に加えて「気づき、ひらめき」が大切ですので、うまくご利用者様が課題に取り組めた時は、喜びもひとしおです。
まだラック１つで収まる種類しかありませんが、もっと数を増やしてワークシステムやスケジュール支援につなげていきたいと思います。