特定相談事業所ペガサス・Ⅱ
電子記録システムを導入しました。
この度、愛知県による「ICT導入モデル支援業補助金」を活用させて頂き、觀寿々会障害福祉施設において「ブルーオーシャンシステム」という記録システムを導入しました。
今までは紙媒体での記録記入だったことから、記入そのものにかかる時間はもちろん、1つの記録を複数の帳票類に転記する作業も膨大になっていました。また、それら業務と請求に係る台帳管理や請求情報の作成が完全に独立しており、部署間の連携にも時間がかかる状態でした。
今回導入した「ブルーオーシャンシステム」では、利用者様個人の台帳が一元管理されており、全部署が同じ情報に基づいて記録・申し送り・請求等の業務を行うことができるため、施設内の職員が即座に同じ情報を共有することができるようになりました。また、PCやタブレット型の端末を整備することで、同時に複数の職員が記録を行うことができ、記録や転記、情報共有にかかる時間を大幅に短縮できました。
今回のICT導入において、導入前の業務分析や課題抽出こそが重要とわかりました。システムに頼った運用ではなく、常に業務分析を繰り返しながらシステムを活用し、業務の省力化を実現するとともに、利用者様に対する支援のさらなる充実を目指していきたいと思います。
